1998年東京生まれ。本名坂口あまね。
東京藝術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻を経て、令和6年より米・カーティス音楽院作曲科修士課程に在籍中。
3歳より長唄を杵屋利光師に学び、6歳より八代目松永忠五郎師に三味線の手解きを受ける。その後、祖父 七代目杵屋勝三郎、父 八代目杵屋勝三郎、杵屋勝十朗師に師事。5歳「五郎時致」で長唄の初舞台、7歳 「越後獅子」で三味線の初舞台を踏み、数々の舞台を経験。14歳で杵勝会全国大会南座公演「二人椀久」の立三味線にて「杵屋あまね」を名披露目、平成27年 杵勝会全国大会博多座公演にて「吉原雀」の立三味線をつとめる。平成31年 杵勝会全国大会歌舞伎座公演にて「四代目杵屋小三郎」を襲名。同年、藝大邦楽科より選出され台東区フレッシュコンサートにて自作長唄「須磨の浦」を演奏。藝大アーツイン丸の内 2019にて自作曲「妖怪組曲」を演奏。令和2年 京都南座にてイマーシブシアター「サクラヒメ 〜「桜姫東文章」より〜」の三味線音源を担当。令和3年 北九州市主催の東アジア文化都市開幕式典にて創作舞踊「門司春秋」を作曲・演奏、東アジア伝統芸能饗宴にて創作舞踊「鳥獣戯画EMAKI」を作曲・演奏(両曲とも藤間蘭黄氏作詞・振付)。同年創作舞踊「光」(花柳貴伊那作詞・振付)作曲。令和4年創作舞踊劇「朔夜姫」(花柳貴伊那作詞・振付)の長唄部分の作曲を担当。同年「ミュージカル刀剣乱舞 〜江水散花雪〜」の三味線指導を担当。2023年度NHK大河ドラマ「どうする家康」のサウンドトラックにて三味線ソロを担当。宮本亞門氏らが審査員を務める「NEXTアーティスト2023」に330組の中から選ばれる。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部邦楽科首席卒業。アカンサス音楽賞受賞。令和2年度宮田亮平奨学生。
NHK-FM「邦楽のひととき」、Eテレ「にっぽんの芸能」等に出演。一般財団法人 杵勝会所属。清響会同人。
また4歳からピアノを始め、これまでに永田順子、ミヒャエル・クリスト、多美智子に師事。和声・対位法を平井京子、作曲をカイル・ブラハに師事。室内楽、ソルフェージュ、和声、対位法などを学ぶ。全日本学生音楽コンクール入選、ジュラ・キシュ国際ピアノコンクール第1位他、受賞多数。ジョルジュ・エネスコフィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー・ゾリステンとピアノで共演。 |